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介護の基本動作

2021年2月6日

基本動作を考える

 日常生活を送る上での基本動作は、「寝返る」「起き上がる」「立ち上がる」「座る」「歩く」の5種類です。介護はこの5種類の基本動作をを組み合わせて介護を行います。勿論日常の動作も同じようにこの5種類の組み合わせで行っています。人の行う動作はすべてこの基本動作の組み合わせでできているとも言えます。どんな形で行わうのでしょうか?

移乗・移動介護における基本

まずはじめに、移動・移乗前に介護対象の体調を確認します。その理由は介助される方の身体能力をよく知り、周囲の環境にも配慮しながらの介護が大事になるからです。要介護者に対して転落・転倒などの危険を予測して、事故を防ぐことや介護の前はもちろん、わかるとかわからないとかいうコミニュケーションの問題ではなく動作のたびに必ず声をかけ、動作・介護の内容を伝えながら行うことが大事です。そこには自立支援を意識した適切な介護をおこなうという意識が重要です。

ただし、介護は濃厚な接触が重要なポイントになりますから、身体的な負担大きいのでボディメカニクスを活用し身体的な負荷を最小限にする理論的な移譲・移動介護を行うことが大事です。

全介護の体位交換(寝返る)具体的な例

着替え、オムツ交換、シーツ交換のときなどに行います。特に寝たきりの方の場合は、褥瘡(じょくそう・床ずれ)や血行障害等を防ぐためにも、寝返り介護が必要になります。

介護者は寝返りする側に立ち、ベッドに片膝をつきます。次に両膝を片足ずつゆっくりと立て、介護される方の両腕を胸の前で組みます。無理のない範囲で頭を少し上げて、顔を寝返る側に向けて膝と肩を支えながら、ゆっくりと寝返る側(手前)に引きます。寝返り体位変換のポイントは膝を曲げる、腕を組む、頭を上げることで、ベッドとの接地面積を小さく、寝返る側に顔を向けることで、重心を移動します。

とまあ、こんな方法で行います。すべてを書くとなるとものすごく長くなりますから、またの機会にしますが、基本はボディメカニックスの手法で実施するという方法をとることが介護者の身体的な負担を少なくする方法になっていきます。この説明はボディメカニックスの説明の後にまた書こうと思います。